縄文ロードウォーク

 

はじめに(縄文ロード担当:伊藤)

 歴史古街道団の「歴史ロマン古道ニュースN0.31号」で、甲州と多摩・武蔵野を結んた縄文ロードと言う新シリーズが始まることをお知らせしました。

2016年11月、12月に団長ウオークの「古街道よニやまの道延長ルート探索シリーズ1,2」が終わったあと、運営委員や団員の方に縄文人移動の探索ルートを探ってみたらと提案があり、縄文ロードの勉強会が始まりました。

 

 運営委員の富田さんがリーダーになり手始めに多摩から山梨県まで地図の色塗りをしました。甲州街道、青侮街道、津久井道と色分けしながら縄文人がどの峠を越えてきたのか夢が膨らみました。 2017年2月1日に初めて、よこやまの道延長になりますが草戸峠の尾根から大戸観音、法政大字まで歩きました。その後、月1回のウオークの実施、その成果反省と次回のルート決めのための集まりを行ってきました。 2018年12年7月まで計16回のウオークを行いました。

 

 遠くは井戸尻考古館、釈迦堂博物館見学。この近くでは津久町三ケ木付近、 団長が頂上で縄文土器を見つけた三沢峠を越えたり、様々な道を探りました。また、健脚グループの方々が大菩薩峠などの峠越えに挑戦しました。皆様のご希望があれば、ご一緒に縄文人が腰に黒曜石を下げて歩いた道を歩いてみませんか? 


宮田団長ウォーク


歴史古街道団 縄文ロード勉強会(ウォーク)

第1回:2017.02.01 よこやまの道」延長線上の尾根(草戸峠)から町田街道を歩く

 

第2回:2017.03.31相原・城山界隈

 

第3回:201704.08 釈迦堂博物館と上野原の蚕種石の火祭り見学(※1)

 

第4回:2017.05.24 三井寺から三ヶ木

 

第5回:2017.06.20 寸沢嵐から千木良

 

第6回:2017.09.06 井戸尻考古館見学会

 

第7回:2017.10.20 藤野の古道

 

第8回:2017.12.12 甲州街道の分けれ道 ~与瀬神社から千木良~

 

第9回:2017.12.22 よこやま道の延長 ~南高尾尾根~

 

第10回:2018.01.24 奥相模野の原東遺跡から賽の神塚

 

11回:2018.04.02 法政大学バス停~七国峠

 

第12回:2018.05.11 相模、甲斐の国境の町、上野原を歩く

 

第13回:2018.06.01 近世の甲州街道、野田尻宿~上野原を歩く

 

第14回:2018.11.02 近世の古甲州道、猿橋宿~鳥沢宿を歩く

 

第15回:2018.07.05 相原から御殿峠の鎌倉古道を探る

 

第16回:2018.12.07 多摩丘陵への道、相原駅から多摩境駅を歩く

 

 

※1:上野原の蚕種石の火祭り

夏には蛍も見ることができる ハッ沢地内の蚕種石(たね いし)神社で行われる百ハ矩 火。 養蚕が盛んだった頃、岩膚にコケの繁殖が始まったのを見て、”’お蚕さま”を掃き立て始めた、石への信仰の行事です。薄明り残る中スタートし、だんだんと空が暗くなるにつれ、火が線を描いていく様子がなんとも幻想的です。 火祭り会場のすぐ下ではJR中央本線が通っているので、タイミングが良けれぱ炎と電車のコラボレーションも 楽しめます。