~多摩川&甲州街道(海道)の歴史と青柳崖線の湧水を探索~
■集 合:JR南武線「矢川駅」北口 ロータリー前 10:00
■解 散:谷保第二公園 14:55 解散 (→JR南武線「谷保駅」へ)
■ガイド:小山 正太郎(団員)
■参加者:60名
【内容】
多摩川は昔より暴れ川と呼ばれ、特に戦国時代末期から江戸時代前期にかけて、洪水により立川から府中にかけての流路が大きく変わったことが知られています。
この地域で渡河する古甲州道や甲州街道の変遷をたどりながら、今も湧水のある河岸段丘のハケ(青柳崖線)や中世の武士居館跡、東日本最古の天満宮と言われる谷保天満宮をめぐり、歴史と地形と水と緑を感じられるウォーキングです。
【コース】
JR 南武線「矢川駅」北口ロータリー前(10:00 集合)~青柳段丘と矢川~矢川いこいの広場~青柳稲荷神社~府中用水~万願寺渡船場跡(古甲州道・江戸時代初期の甲州街道)~府中用水 谷保堰~ママ下湧水公園~矢川おんだし~神奈川県庁の測量点の石碑
~くにたち郷土文化館(12:15~13:05 昼食)~
三田氏館跡~出井の橋~常盤の清水~谷保天満宮(ハケ下の古道とハケ上の甲州街道)~滝の院~清水の茶屋跡~仮屋坂~谷保第二公園(14:55 解散)~JR南武線「谷保駅」
【感想】
立川段丘、立川崖線、青柳段丘、青柳崖線、立川断層、矢川、多摩川、寺神社、館跡、渡船場跡、茶屋跡、坂道等と、変化にとんだ散策でしたが、地形と水の関係がよくわかりました。
多摩川の水害等で移住したり、道路が移動したりしたこともあったのですね。
人間にとって川は渡り場や船での運搬、橋、水路建設等で重要ですが、大雨による洪水災害もあり昔から戦う相手でもあったのです。
一方で、ハケからの湧水は、飲み水や作物、魚、鳥、水路等で、非常に役に立っていたでしょうが、時には、崖崩れ等の災害もあったことでしょう。やはり自然との闘いですね。いつもとは違った視線での散策で、充分に楽しめました。次回も楽しみにしています。
ーウォークの様子ー
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