~桜も古道も楽しむ 別所・堀之内編~ 《半日ウォーク》
■集 合:京王相模原線 京王堀之内駅改札口→四季の路公園 (10:00集合)
■解 散:別所ふれあい公園(12:35解散)~京王堀之内駅(12:45)
■ガイド:女子運営委員(伊藤・斉地・杉山・高野・中村・真壁・山崎)
■参加者:40名
【内容】
京王堀之内駅前からスペインの建築家アントニオ・ガウディの建築構造に模した通路を通り抜け、九兵衛坂公園から別所公園まで歩きます。
途中、遠くの奥多摩や秩父の山並みを眺め、別所小学校前の陸橋では相模の山々も見渡せる絶景ポイントを通ります。
長池見附橋で折り返し、尾根道を通り、別所くすのき公園から蓮生寺に向い、堀状遺構や古道らしき道を探索し京王堀之内駅に戻ります。桜と古道を楽しみ、ニュータウンの街つくり・街並みも探訪します。
【コース】
京王相模原線 京王堀之内駅改札口前→四季の路公園(10:00集合)→九兵衛坂公園→別所中学校前→別所公園→夕焼け歩道橋→別所小学校→長池公園・長池見附橋→松木公園前→別所くすのき公園→松木中学校前→浄瑠璃緑地→蓮生寺・別所薬師堂→別所花立公園→蓮生寺公園前→石仏群(八王子道)→別所ふれあい公園(12:35解散)→京王堀之内駅(12:45)
【感想】
3月27日(月)は「さくらの日」でした。《 さ(3)く(9)ら 》の語呂合わせで《3×9=27 》として日本さくらの会が記念日に制定しました。
少し風が強く花曇りの中、40名の方が参加してくれました。
各所で桜が満開、一部散り始めているところもありましたが、ジャストのタイミングでした。
ところどころで鶯の鳴き声も聞こえました。「桜にウグイス」ですね。
またニュータウンのいろいろな公園を訪れたり、古道らしい路や堀状遺構らしきところを通ったり、石仏群やお寺も見れて良かったです。
各所で説明をしてくれた女子運営委員の方々、ガイドお疲れ様でした。
令和4年度の活動も無事に終わりました。令和5年度もよろしくお願い致します。
ーウォークの様子ー
●四季の路公園
スペインの建築家アントニオ・ガウディにの建築構造に模した通路
東京・多摩ニュータウンにある京王堀之内駅(八王子市)。
住宅街に続くカラフルなタイルで彩られた階段は一見、スペインの建築家、アントニオ・ガウディの作品のようです。
圏央道の相模原インターチェンジから直線で約10キロ。平成2年に完成した「四季の路公園」内の鮮やかな色と曲線が作り出す階段は途中、造形作家の手によるオブジェやベンチもあり、住民の憩いの場所になっています。
新都市センター開発によると、「イタリアのトスカーナ地方をイメージして建築した」とのこと。。
〇四季の路公園
「VIA Stagione(ヴィア スタジョーネ)四季の路公園 」
京王堀之内駅と丘陵にある住宅エリアを繋ぐ道です。
まず目に入ってくるのは、階段とエスカレーターを縁取る曲がりくねった壁です。
その壁は、まるで「波」のようです。近づいて見て見ると、なんと小さい白いタイルでびっちり装飾されています。
その壁は、まるでガウディの代表作「グエル公園」の一部を切り取ったかのようです。
アントニオ・ガウディ(1862〜1926年)は、スペインを代表する建築家です。
彼の建築の特徴は、曲線を多用した建築です。
また、細部に至るまで徹底した装飾を得意としました。
そして「自然」を手本と考え、建築の装飾にリアルな植物や動物のモチーフを使用しました。
まずは、その壁に沿って階段を登ってみました。
そして少し行くとエスカレーター側に踊り場が見えてきました。
それを見て、まず最初にでた言葉は、「なんてカラフルなタイルモザイク!」。
近づいてそのタイルを見てみると、それぞれ不規則な形をしていて、それを活かして壁や地面に装飾されていました。
まさに「グエル公園」の広場にあるベンチのようです。
東京にある公共の遊歩道で、ここまで凝って作られているのはなかなか珍しいです。
踊り場の中央にあるベンチでひと休みすることができて、かわいい小さな出窓もあります。
そこから駅の方を眺めるとフォトジェニックな光景が見られますよ!
〇アントニオ・ガウディ (1852年6月25日 - 1926年6月10日)
スペイン、カタルーニャ出身の建築家。19世紀から20世紀にかけてのモデルニスモ(アール・ヌーヴォー)期の
バルセロナを中心に活動した。
サグラダ・ファミリア(聖家族教会)・グエル公園(1900 - 1914年)・カサ・ミラ(1906 - 1910年)を
はじめとしたその作品はアントニ・ガウディの作品群として1984年ユネスコの世界遺産に登録されている。
コメントをお書きください