ガイドウォーク：桑都あるき（その８）　

滝山から古甲州道を東に向かって歩きます。

■ガイド：伊藤　完　(団員)

■集　合：JR「八王子駅」北口 10:00    

　　　　　（改札を出た北側 マルベリーブリッジの上）

■参加者：２６名

【内容】

　前回「桑都あるき（その７）」の続きになります。スタート場所は同じ梅坪天神社にして、鎌倉古道を巡り谷治川沿いに古甲州道を東に向かって歩きます。

　古甲州道の起点は武蔵の国府(府中)で、奈良時代から甲斐の国との往来がありました。そのため八王子にも古道沿いに古い寺社があります。埼玉神社は千人同心が日光勤番の時に立ち寄った神社です。

　昼食は石川市民センターに変更。午後は武蔵七党「日奉党(西党)」の東光寺跡から成就院、日野宮神社を巡り JR 日野駅まで歩いて解散。

 【コース】　　

JR 八王子駅北口(10:00集合)・12番バス停～梅坪町バス停下車～梅坪天神神社(受付)～鎌倉古道跡～左入城跡・神明神社～埼玉神社～石川町の神明社～西蓮寺～石川市民センター（昼食と館長による講義12:20～13:00）～谷地川緑道～田島橋～東福寺～日野用水～お茶屋の松～新旭橋～東光寺神明社～成就院～日野宮神社～JR 日野駅（15:00解散）  

　雨又は曇りの予報に反し、当日は朝から陽射しが照りつけ、むしろ熱中症が心配されるような天候になりましたが、風が心地良く吹き抜けていき、その心配もなく歩くことができました。

　前回は滝山城から戸吹町まで谷地川沿いを上っていきましたが、今回は反対に谷地川が多摩川へ注ぎ入る日野市迄、古甲州道を辿りました。

　前回同様梅坪神社からスタート、古道跡と分かるクランクした道が各所にあり、鎌倉古道の面影を残す道で振り返ると、前回歩いた滝山城へと続いていることも、はっきり見えてきました。

　谷地川緑地公園で昼食予定でしたが、雨天の際のお手洗い休憩を考え、近くの八王子市・石川市民センターの利用を、あらかじめお願いしておいたところ、当日ご連絡頂き冷房の効いた多目的室にご案内頂いた上、冷たい飲み物と紙コップまでご用意くださいました。

　館長様、職員の皆様のご厚意に、スタッフ一同恐縮と感謝で一杯でした。

　また昼食後、館長様が地元に伝わる獅子舞い等石川のご講義を行ってくださり、近くにお住いのご参加者には大変嬉しい、また遠方の方には通り過ぎるだけではなく、石川の地への親しみを感じて頂けたでしょう、大変思いがけなく、貴重な時間を過ごすことができました。

　冷房のお蔭でクールダウンし、元気になった所で再び出発。

　東光寺神明社の道路沿いには、夏野菜の自動販売機が設置され、朝採れ野菜達がお客さんを待っていました。

　その他多摩川まで日野用水が続いていることを確認し、川や満々と流れる用水に涼しさを感じながら、長い行程を全員最後まで歩き通し、15時無事日野駅前にて解散することができました。

ーウォークの様子ー