「古街道の科学検証プログラム」OHTRAチーム現地調査
【実施日】2020年6月16日(火)
【調査チームリーダー】宮田太郎(団長)
【参加者】24名
【テーマ】
謎の大規模道路状遺構が多摩よこやまの道にあった!
~古代東海道や中世道路の痕跡を追う~
(多摩よこやまの道の並列古道編)
6月より団イベントでも古道の検証を行って参りましたが、16日はOHTRAチームによる本格的活動の始まりの日でした。 総勢25名の参加者、心配されていた暑さも和らぎ、風のお蔭で蒸し暑さからは解放されました。
「新日本歩く道紀行『歴史の道』100選」「「美しい日本の歩きたくなるみち500選」として、近年多くの方々に親しまれている多摩よこやまの道には、「並列する謎の古街道跡」の解説板が立っています。
藪の中に残された古道はどのような幅でどこへと繋がっていくのか? その解明をしたいと歴古団は長年考えてきましたが、漸く実現への第一歩を踏み出すことになりました。
【テーマ】
謎の大規模道路状遺構が多摩よこやまの道にあった?!
~古代東海道や中世道路の痕跡を追う(多摩よこやまの道の並列古道編)~
【内容】
多摩よこやまの道の「防人見返りの峠」と国士舘大学校舎の間にある「並列する大規模な古街道跡(古代東海道もしくは中世古街道跡)」について今後どのように調査していくかの現地検討会。
*OHTRA(オートラ) 科学捜査・探究チーム
Old Historical Traffic Road Academia
現地探索をベースに、また古街道の聖地・多摩丘陵をホームグラウンドに、近隣各地へと探っていきます。
これまでの紙ベースの地図(明治時代地図、現代地図、昭和時代の航空写真など)も比較しつつ、さらに3D立体地図や航空測量データ(ドローン、航空機撮影データ)なども駆使して、これまで見えにくかった古道や城跡、遺跡などの実像を、一緒に浮かび上がらせていきましょう。
小田急多摩線「小田急永山駅」改札口前 集合 24名参加 200円
【コース】
「小田急永山駅」改札口前~近くの公園で受付(9:30)~路線バスで「永山高校」バス停下車~多摩給食センター前~多摩よこやまの道~並列する大規模古街道跡(簡易測量)~国士舘大学付近の探索~諏訪南公園(12:20~12:55昼食・自己紹介・野外学習)~防人見返りの峠付近の探索~防人見返りの峠~丸山城付近の探索~瓜生黒川往還の探索(海道谷戸)~海道ひだまり公園(15:10解散)~小田急多摩線「はるひの駅」
ー現地調査の様子ー