歴史古街道団(略称:歴古団)は、いにしえの歴史古道と、関連する遺跡や伝承を調査研究し、道が作られ継承されてきた仕組みや時代精神を想像し、道から学ぶウォーキングや旅行、講演会・学習会、保全活動などを行っています。参加されませんか!
歴史古街道団20周年記念
「ここまでわかった!古街道展」
展示、講演会とワークショップと盛りだくさんです。
皆様のご来場お待ちしています。
■開催日:2024年11月29日(金)~30日(土)
(開催時間:29日=13時~17時 30日=10時~17時)
●古街道団の研究成果メイン展示
●シアター「ここまでわかった古街道」ほか上映
●トークセッション“道ism(ミチズム)、かわいい土木と橋、最新の
赤色立体地図で何がわかるか
●ワークショップ
●埼玉県毛呂山町「国指定 史跡・鎌倉街道についての展示」
●歴史の道100選「多摩よこやまの道」と遊歩道の未来の紹介
●高尾町の甲州街道と駒木野庭園紹介
●麻生区の源義経伝説
●都市公園植物資源の再生利用の取り組み
●都立桜ヶ丘公園の魅力ーーほか
後援:多摩市
協力: 公益財団法人 東京都公園協会、埼玉県・毛呂山町歴史民俗資料館、稲城市観光協会、麻生観光協会、
アジア航測㈱、玉川大学教育学科・濱田ゼミ、フランスベッド㈱、多摩ニュータウン学会、駒木野庭園アーツ、
㈱歴史シアター・ジャパン、鎌倉古道・歴史遺産の会、多摩の自然とまちづくりの会、Procyon(映像)
「防人の道・古代東海道ウォーク」大友家持&防人と妻
歴史古街道団20周年記念
「防人の道・古代東海道ウォーク」
■日 時:2024年10月26日(土)
1987年春に多摩市の連光寺で発見した(1987年たま古街道帥人会 [宮田])古街道の跡が1990年に発掘調査され、飛鳥時代から奈良時代にかけての大きな道が出現しました。 歴史古街道団ではこの道が「古代東海道」と推定されることから、2005年に多摩よこやまの道の展望地に「防人見返りの峠」の標柱を立て、以来、何度かこの「万葉時代再現・防人の道ウォーク」を行ってきました。
今回も、歴史古街道団20周年記念行事 第1弾として開催しました。
今年度に入ってから実行委員会やイベントの内容検討や衣装等の再確認、役者さんの準備と団長を中心に実行委員や団員さんのご努力により素晴らしいイベントになりました。
直近のイベント 「事前申込」とあるもの以外は申込不要、当日受付になります。
■11月3日(日): 秋のこもれびのなか柳瀬川回廊をあるく
~北条氏照ゆかりの滝の城址を訪ねて~ ▶チラシ
■11月6日(水):宮田団長講演(かわさき市民アカデミー 講座) ▶チラシ
多摩丘陵の古街道群 ~町田の鎌倉街道と戦国期の御殿峠古道の実相~
主催:NPO 法人かわさき市民アカデミー
事前申込要 Tel: 044-733-5590 (申込締切:8月21日)
■11月15日(金): 中央大学から埋蔵文化財センターへ
~晩秋の多摩丘陵を歩く~ ▶チラシ
■11月29日(金)・30日(土)~: 【歴史古街道団20周年記念行事】 第2弾
ここまでわかった! 古街道展
~歴史古街道団20年の足跡~ ▶チラシ
■12月20日(金): 古代レイラインをこの目で見よう
~田端環状遺跡を訪ね蛭ヶ岳に沈む夕日を実感 ▶チラシ
最近のイベント報告 最近実施したイベントです。各項目をクリックしてご覧ください。
ACTIVITY 歴史古街道団の活動をご覧ください。
歴史古街道団とは
▶コラム
■
★コラム
万葉時代・防人の道❝古代東海道ウォーク❞2021
今から 1300 年前の奈良時代に奈良の都から足柄峠を越えた大きな国道・古代東海道が武蔵国府を目指して、ここ「多摩よこやまの道」の尾根を越えていました。
推定の古道跡を、展望の素晴らしい尾根道付近にて探索しながら歩いて万葉歌の朗詠や当時の防人(さきもり)夫妻の別離シーンを再現しました。
(投稿:歴史古街道団)
「歴史とみどりの環境づくり
★生涯学習ファミリー教室」
東京の町田市には、数多くの歴史ある古街道跡が今も野山に隠れています。
多摩丘陵西部の12本の古代~中世古道の内の相原地区にある「相原七国峠古道」は、奈良・平安時代に瓦造りや特殊な土器づくりに専念していた技術者たちの道であり、また奈良時代の高麗人大移動の道でもありました。
近世には遠く山形の出羽三山に向かう人たちも通った道であった可能性もあります。
謎の多いこの古街道を歩いて、自作の「古街道MAP」を作ってみました。
今回は「相原七国峠古道を歩いて自作MAPを作ろう!!」をテーマに、初めてファミリーを対象に企画したものです。 幼稚園児、小学生、中学生のお子様をお持ちの5ァミリーを中心に、地図作成に参加してくださり、いつもとはまた違った楽しさの中でのウォーキングでした。
(投稿:歴史古街道団)
東京・町田の駅前に幾つもの三角地帯の土地を持つ辻がある
中には船形のお店にしてしまった場所も…。これは左側の道が鎌倉街道山ノ道(秩父~青梅~高尾~町田~鎌倉)だったことと、後の新たな町の区割りが合わさるからこうなる。
境川に沿って江の島や鎌倉に至る二つの鎌倉街道山ノ道を追跡すると相模原市側は境川の崖上の古道沿いに解説標柱や地元有志が造った碑や緑地などが点在し地域が支えているのがうれしい。でも町田市側には案内板が全くみられないのは少し淋しいなあ。
(投稿:宮田団長)
義経伝説:弁慶の「鍋ころがし」
義経、弁慶がこの地にさしかかり
弁慶が馬と共に急な坂を越す際馬が足を滑らせて、
弁慶が危うく落馬しそうになった。
そのとき、鞍の後ろにつるしてあった鍋の紐が切れ、鍋は断崖に落ち、谷底へ消えっていった。
と伝承があるようです。
伝承地には小さな公園があり、かなり見晴らしが良く、写真じゃ伝わらないほど景色が良いです。
(投稿:時田心さん)
高尾歩きと桑都あるき
高尾歩きと桑都あるき 八王子の秋の風物詩のいちょう祭りが、コロナ感染症、感染拡大防止のため関所オリエンテーリング、模擬店など例年通りのイベントはありませんがモバイルスタンプラリーという新しい試みになりました。八王子追分町から小仏関所までの道を色づいたいちょうを愛でながら歩くのはいかがでしょうか?
高尾歩きは2015年まさに色づいた銀杏の11月から2017年11月まで計6回行いました。JR高尾駅周辺から京王線山田駅近くの廣園寺の開山忌(⒋/5)は一見の価値がありますよ。 めじろ台駅の南側の湯殿川は山形県の湯殿山と関連があることにびっくり。京王線の旧御陵線の廃線跡を辿って北にむかうと長房団地から多摩御陵まで歩けます。ブラタモリでも紹介されました。
6回目は最終回ということで高尾山薬王院の精進料理を頂いてお開きにしました。 もうみなさんをご案内することはないかなと思っていましたが八王子市内を案内して欲しいと言うことではじめたのが「桑都あるき」です。八王子は桑の都と呼ばれていたので、桑都あるきとしてはじめました。
今年、八王子市が日本遺産に「人々の祈りが紡ぐ桑都物語」として登録されました。桑都を使い始めたのは先見の明があったのかな? 2018年の春から今年の10月まで6回ガイドしてきました。「桑都あるき」では明治時代から絹織物業から発展したのと同時に、自由民権運動が五日市から町田まで盛んだった頃の八王子にも数多くの史蹟が残されています。そんな史蹟を毎回入れ込んだコースを考えてきました。
次回はどこをご案内するかお楽しみに!
今年私の知り合いが自分のお母さんへの想いを一冊の本にまとめました。大正から平成までの八王子の様子がよくわかります。その中に八王子空襲と中央線列車襲撃事件のことが書かれています。今年高尾山蛇瀧入り口の近くの「いのはなトンネル」の慰霊祭に参加しました。 (投稿:伊藤ミチ子さん)
金太郎の山郷から足柄古道を歩く
当初は、新松田駅からバスで地蔵堂まで行き、夕日の滝を見てから足柄古道を歩いて関本(大雄山駅)まで戻る予定でした。 ところが、地蔵堂バス停までのバスの出発時間が変更になっていたので、関本(大雄山駅)まで路線バスで行き、逆に歩くことにしました。
【コース】(午前) 小田急線「新松田駅」9:15集合→(路線バス)→関本(大雄山駅)~関本宿~高札場跡~お君塚入口~足柄道坂本駅駅舎跡(南足柄市総合グランド)~白地蔵尊(顔面に「うどん粉」)~足柄古道入口~足柄神社~足柄神社石祠群~東山石碑群(芭蕉句碑)→矢倉沢公民館(昼食11:40~12:00)
写真は、関本(大雄山駅)金太郎、足柄古道入口、矢倉岳 標高870m、矢倉沢公民館横の看板
(投稿:三好さん)
『多摩丘陵の12古街道展』
2月に町田市(鶴川)、6月に多摩市(永山)で開催
創立20周年記念の節目を念頭に、これまでの探究で判明してきた多摩丘陵北西部の12の歴史古街道群についての発表を展示会形式で2回(第1回:町田市鶴川、第2回:多摩市永山)富士フイルムのグリーンファンド事業の一環で開催致しました。
万葉時代・防人の道 “古代東海道ウォーク”2021
推定の古道跡を、探索しながら歩いて万葉歌の朗詠や当時の防人(さきもり)夫妻の別離シーンを再現
今から 1300 年前の奈良時代に奈良の都から足柄峠を越えた大きな国道・古代東海道が武蔵国府を目指して、ここ「多摩よこやまの道」の尾根を越えていました。 推定の古道跡を、展望の素晴らしい尾根道付近にて探索しながら歩いて万葉歌の朗詠や当時の防人(さきもり)夫妻の別離シーンを再現しました。
最古の鎌倉街道跡がいよいよ現代に姿を現す?!~
小野路関屋砦の古道跡のメンテナンス & 地下の構造確認・調査会を実施
2021年10月、永年の念願であった小野路関屋地区での最古の鎌倉街道遺構と推定される道路跡を、自主的な試掘調査(地権者様の御同意と御協力による)によって、地下の構造の一部を確認することが出来ました!――。 遺構は2面の道路築造時の路面形成面、中央に雨水を流すためのものと思われる溝状遺構が見つかりましたが、予想以上(見かけ以上)の広さを持つことが判明しました。 今回の面積はほんの一部にすぎませんが、今後は小野路の後(うしろ)地区や関屋一帯の歴史環境が、奇跡的に埋没したままで現代まで遺存して来たことの証明につながるものです。
御尊櫃御成道の推定痕跡の保全活動(一本杉公園内)
徳川家康の道 「日光改葬・御尊櫃御成道(ごそんひつおなりみち)」
多摩市内で27年前ほど前にその遺跡を確認できていた古街道「家康の日光改葬・千人行列の道」すなわち御尊櫃御成道の推定痕跡を、昨年から多摩市公園課のアダプト制度を活用して、実際に歩くことができるようメンテナンスする活動を行っています。
■
大成建設自然と歴史環境基金2019助成事業
「大成建設・自然と歴史の基金」をそのきっかけに、“新しい感覚と手法” を開発して、古道の保護と活用の実践を目指しました。
全国で始めての「古街道の科学検証プログラム」活動として、OHTRA(オートラ)というアカデミック志向の研究チームを結成し、これまでの現地踏査実績と、立体地図の専門家の研究と共同研究の形で実施しました。
以下の項目は今後行う予定や計画である「2021年春・秋プログラム」の予定です。なかなか人が密には集まれない今、比較的安全である野外活動を中心に秋まで継続して順に実施してまいります。皆様の引き続きのご参加とお力添えをぜひよろしくお願い致します。
❶「歴史とみどりの環境づくり生涯学習ファミリー教室」
(春~秋の里山古道探索ウォーキングと自作MAPづくり推進)
❷「多摩丘陵・歴史と環境ガイド」 養成講座スタート
❸「万葉時代の古代東海道・防人の道フットパスウォーク」(5月、10月開催予定)
と、それまでの準備会づくり&プレ講座・ウォーク
❹「徳川家康・日光への道(御尊櫃御成道*ごそんひつおなりみち)」の現地学習
❺「義経伝説ウォーク」(多摩丘陵30地点の内でポイントを抜粋して実施)
イベントの参加に当たって
どなたでも参加できます。
実施日のお天気や体調をみてお気軽にご参加ください。
当日は現地で受付し参加費を申受けます。
尚、「事前申込み」以外のイベントは、事前の申し込みが不要です。
天候が怪しい時は、当日朝6:30 までに決定してホームページに掲載します。
不明の場合は7:30 までにお問合せください。
参加者分散化の為に、団長ウォークは土日版、平日版の2回、同じ内容で実施します。お好きな方でご参加下さい。*A班=土日祝、B班=平日
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2015年11月8日(日) AM 10:18:31
【団】= 歴史古街道団 会合
【宮】= 宮田太郎団長ウォーク
【ガ】= ガイドリーダー ウォーク
【学】= 学習会・講演会
【外】= 外部講座
【R】= 歴ジャパ プロデュース
✖【 】= 中止または延期イベント
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みやた たろう団長の
イベント・講演
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歴古団カフェ
★X(旧Twitter)
宮田団長のファミリーウォーク pic.twitter.com/WiKqmGgmCi
— 歴史古街道団 (@rekkodan) May 15, 2024
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